Nepalゴラパニ周遊.トレッキング
 ポカラ〜ゴラパニ〜タトパニ〜ベニ〜ポカラ 2009/3/28〜4/4

安曇野:ペンション.ラリ-グラス.ゴラパニ周遊.トレック
「ヒマラヤ.スケッチ紀行」 このWebsiteは、今回の山旅に参加された兵庫県.三田の、中西征夫さんに、お願いし、掲載させて頂きました。トレッキングの傍ら描き続けたその一部を紹介いたします


 
カトマンズの旧王宮


ポカラ空港

日程

3月28日
 行動
中部国際空港10:30(TG)バンコク14:35
29日  バンコク10:35(TG)カトマンズ12:40
30日  カトマンズ(国内線飛行機)ポカラ
31日  ポカラ6:45(専用車)ナヤプール7:50、8:15トレック出発⇒ティルケドンガ14:05
4月1日  ティルケドンガ5:50⇒バンタンティ9:20⇒ゴラパニ14:30
2日  ゴラパニ4:30⇒プーンヒル5:40⇒ゴラパニ⇒7:20⇒シーカ12:30
3日  シーカ6:50⇒タトパニ10:40(露天温泉入浴)
4日  タトパニ8:40(チャーターバス)ベニ10:20(休憩)ベニ12:45(専用車)ポカラ15:50
5日  ポカラ滞在、サランコットの丘へ往復、フリータイム
6日  ポカラ8:40(飛行機)カトマンズ9:10 フリータイム
7日  カトマンズ14:40(TG)バンコク18:20 
8日  バンコク12:30(TG)中部国際空港7:15着



ティルヶドンガ

シーカの山村

ポカラから専用車で1時間、トレッキング出発地点ナヤプールへ。天候は晴れ、春霞のヒマラヤがうっすらと見える
ビレタンティの吊橋を渡り、チエックポストでアンナプルナ入域手続き後出発。ビスタリ.トレックがスタートした。周辺はバナナが実り、ブーゲンビリアやハイビスカスが多く見られ亜熱帯を感じる。
トレッキング初日、のんびりと5時間弱で今日の宿泊地ティルヶドンガに到着した。
行動中は暑く、夏の陽気だった。ロッジに到着後、雨になる。

翌日はウレリへの急な石段道。一気に上るとアンナプルナサウスが谷奥に白く輝いていた。上部のバンタテイで昼食。ここからは石楠花の林の中を歩く、あちこちにラリーグラスが咲いているが例年より花は少ない。1時間半ほどでナゲタンティ、やがて少し開けたゴラパニ下村についた。

ゴラパニ峠では期待のダウラギリがほんの少し望めただけ、アンナプルナサウス、ヒウンチュリも霞の中うっすらと姿を現す。今年は天候が不順だった。過去この時季、3回ゴラパニを訪れているが、今年のような天候は初めて。
我々の行く10日ほど前には季節はずれの雪も降ったとのことだ。
例年なら見事なラリーグラスの花も今年は少ない。プーンヒルは春霞の中登りついた。


プーンヒルでの全員写真

シーカ村
の住民

ゴラパニからシーカまでは4時間弱、ゆったりとした行動だった。年配グループのトレッキングはこの位のペースが無理なく楽しい。ここでも山は見えず、期待が外れた。上空は晴れているが、山際は厚い雲に覆われていた。
シーカはのどかな山村、ロッジも綺麗で、厨房も清潔、よく掃除がいきとどき快適だった。
夜になって雨になる



      
     タトパニから望むニルギリ峰


タトパニは、カリガンダキの右岸にある村。ジョムソン街道の要所で、上部に行けば、ツクチェ村を経てジョムソンへ。
下るとベニ経由バグルン道路からポカラに通じる。



タトパニのバッテイ(茶屋)
 
ヒマラヤの温泉. タトパニの露天風呂

シーカからタトパニへは約4時間、今日も晴れているがヒマラヤは見えない。午前11時前にはタトパニのロッジに到着。
ここまで来ると車道がある。
現在、このジョムソン街道は山奥に向かって道路工事が続いている。ジョムソンまでは、車を乗り継げば1日で行くことができる。この道路が完成すれば、いつも天候(風)に左右される空路ジョムソン便よりはるかに確実で便利になる。
タトパニでは当初から計画していた温泉を満喫した。
男性はパンツで入浴、女性はTシャツに下着、現地人も大勢入浴していた。現地女性は胸元にゴムが入った長いドレスで入浴。
欧米のツーリストも見られる。日本人は我々だけだった。
初めてのヒマラヤの温泉は、旅の疲れを癒すのには最高だった。



ベニの町


ポカラ.サランコットからのマチャプチャレ
早朝、谷の奥にニルギリ峰が見えた。
タトパニからはバスをチャーターし、べ二に向かう。歩けば1日の行程だが2時間弱でベニに到着。ここで早い昼食、ネパール定食のダルバートが美味しかった。
タトパニからベニまでは、あちこちで道路工事が進められていた。道は砂埃がすごい。
このコースを徒歩で下るのはちょっと大変なところだ。
ベニからは車を乗り換え、迎えの専用車でポカラに向かった。

ポカラでは、2日間滞在し旅の疲れを癒した。レイクサイドを散策したり、サランコットの丘に出かけたり、思い思いにくつろぐ、花と緑に囲まれたポカラは快適だった。
この日はマチャプチャレはじめアンナプルナ山群がくっきりと望め,、山旅最終日は充実した一日になった。
 


ポカラから望むアンナプルナ.ヒマール


ポカラのガーデンレストラン


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