韓国済州島(チェジュ)ハンラ山.再訪
   抜戸岳(サンパナ)コース登山  Team Laligurans
   2008年10月24〜25日

ハンラ山は、韓国の最高峰(1950m)。韓国本土の最南端、済州島にあり、2007年には「世界自然遺産」にも登録された山である。今回の山旅は総勢8名、紅葉がベストの季節、山(姥)女とバラサーブは、韓国.済州島の、山と自然、グルメの旅を満喫してきた。



のんべえ集団セントレア空港出発前から盛り上がる

ようこちゃん

ふるちゃん

いっちゃん

さだよちゃん

さっちゃん

おねいちゃん

すみちゃん

バラサーブ
  Member of the Korea. Excursion 2008

   ◇ハンラ山1950m登山(サンパナ=抜戸岳.コース)10月25日(晴れ)
   ホテル発6:00(タクシー)登山口6:30着。 タクシー1台登山口往復、50.000W(1W=0.084円)
   登山口6:45出発(標高750m)-売店9:58着(食事、休憩)売店発10:24-ハンラ山頂1950m11:25
   山頂発12時13分-水場14:09-登山口15:32着(車)ホテル16:10着


ハンラ山登山口(ここの標高は750m)

出発準備ようやく夜が明ける

夜明けの登山口には既に多くの登山者が集まっていた。韓国は、今、すごい登山ブームを感じる。登山口の標高は750m。これから山頂までは、標高差1200m(9.6km)を登る。
道は樹林帯の緩やかな登りから始まる。林の中は少し薄暗いが登山道は歩き易く、両脇にはロープが張られ迷う心配はない。1時間ほど登りトイレ休憩、ここは多くの登山者で順番待ちだった。喚起が悪いのか周辺はかなりの異臭が漂う。
紅葉が登るほどに色濃くなってきた。2時間ほど登ると(登山口から5.2km)水場に到着、日本から持参のおにぎりで腹ごしらえ、空のボトルに水を補給し、暫く休憩。
水場からは枕木の階段のやや急登になる。登山道の両脇は相変わらず熊笹が密集し、植生は針葉樹や岳樺が目立つようになった。
登るほどに上空が開け、やがて、売店に到着した。前方、森林限界上部にハンラ山頂が姿を現す。案内板があり、Ascent Closed12:30 山頂からは14:00時には下山しなさいと言った内容が書かれていた。
売店前は広い板張りの平坦地で、多くの登山者が腰を下ろし休んでいた。
日本と違い若者が多い、集団登山の子供達もいる。座る場所がないほど混雑していた。
売店でコーヒーとカップラーメンを注文する。各、100円ほど、コーヒーはインスタントで旨くはないが、カップラーメンは辛味があり美味しかった。この売店の中は非常時のシエルターにもなっているようである。
用足しにトイレに向かう。
トイレは売店から少し離れた処に設置されていた。下部のトイレ同様、ここも実に汚い。トイレ裏に回ると、ゴミやタバコの吸殻が散乱しひどい状況だ。これでも、世界遺産なのかと疑問を感じる。登山道には、ゴミひとつなく、綺麗だったが、見えにくい隠れた部分がよろしくない。

  最初は、板張りの平坦な道

枕木と砂利の道も

Potable Water.水場

紅葉が見ごろ、板張りの登山道が続く。両脇は熊笹が多い





1700m地点の売店


売店から望むハンラ山上部
森林限界左上に登山道が見える
山頂周辺は溶岩の岩場になっている売店から山頂までは約1時間
水場から上部、枕木の登山道の急登 売店前で休憩

売店から登山道は、岩塊(溶岩)が多くなる。20分ほど登ると森林限界で、ここからは板張りの階段が山頂まで続く。
階段の両脇にはロープが張られ、周辺は溶岩と草付の台地が広がっている。振り返ると、緑の樹林の彼方に、チェジュの町が望め、海岸線まで俯瞰できる。階段の登りは見た目よりは急登だ。それでも、明るく開けた登山道は、さわやかで、快適だった。
この辺まで来ると、チョット若者グループと年寄り組との差が出始める。最後の詰めはそれぞれのペースで登る。
山頂は多くの登山者で賑わっていた。
ハングルで書かれた丸太が山頂の撮影ポイントで、ここでの記念撮影は順番待ちだった。
ここから火口側を覗くと、強い風が吹き上げていて寒い。急ぎ、記念写真を撮り風を避けた地点に移動、昼食をとる。

12時過ぎに山頂を後にする。メンバーを先に下らせ、私は20分ほど遅れて、後方からのんびり下ることにする。登山口までは3時間ちょとで到着した。
沢山の車が駐車している。ここには売店があり、民芸品が売られ、簡単な飲食もできる。お茶でも飲もうと中に入り、土産品などを物色していると、既に迎えの車がきており、即、町までくだることにする。




板張りの階段

階段の取り付き地点

たくさんの登山者が登っていた


山頂.で全員の記念撮影

山頂下、風を避けて休憩.昼食

済州島(チェジュ島)の美味しい 焼肉レストラン“春味亭”

今回の山旅では、前回同様、「春味亭」にお世話になった。ここは、小さな店だが、安くて美味しい。焼肉、他、あわびのおかゆ、焼き魚など、済州島の食材がなんでも揃う。場所は、チェジュ(済州)グランドホテル前にあり、経営者の 李さんは日本語も話せ何かと都合が良かった。お勧めの店です。
 参考までに:骨付きカルビ焼肉定食+ビール夕食1名3200円
 あわびのお粥+焼き魚朝食 1名1500円、ビビンバ+とっぽぎ+チジミ+ビール 1名1000円
 円高ウォン安(1W=0.084円)の影響でかなり安い金額だった


春味亭店内 李夫妻

骨付きカルビ焼肉のサービス

焼肉宴会

ハンラ登山は、天候にも恵まれた。山頂は少し風が強かったが、事故もなく全員無事登頂、登山後は、焼肉とDrink、グルメ三昧、みんないいメンバーで、楽しい山旅が満喫できた。

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